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FORTE Basket Ball Club

千葉県成田市で活動している女子ミニバスチームです。

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ひとり言「其の四」

今回は、80年代の日本男子バレーボール界をリードし、全日本の主将も務めてチームをまとめてきた川合俊一氏が、チームの結束力についてを話している記事を紹介します。

【目標を共有する仲間の存在こそがパワーの源】

全員が集中しなければチームの結束は崩壊する。

―チームの「結束力」や「団結力」とは何なのでしょうか。

結束が崩れていくときのことを考えてみると分かりやすいでしょう。

バレーボールは際立ってリズムに左右されるスポーツです。例えば、それまで快調に連続得点を重ねていたのに、相手がタイムアウトを取った途端、自分たちの調子が乱れてしまったりします。また、相手に意図的にリズムを止められること以外に、自らリズムを崩してしまうこともあります。それはメンバーの誰かが集中力を欠いたときです。

現在のバレーは、サーブ権の有無にかかわらず得点が入るラリーポイント制ですが、僕らの時代はサーブ権がなければ得点が入らないサイドアウト制で、長い試合だと4時間にも及ぶこともありました。そうなると、体力よりも精神力の戦いとなり、誰かが「疲れた」と思ってボールに飛び込む一歩が出なかったり、「もう勝てる」と思って気を緩めてしまったりすると、そこからチーム全体が崩れていくのです。

仲間の一生懸命な姿を見ると「ヨシッ、オレも!」とチーム内に相乗効果が生まれていきますが、逆に一人でも気を抜くと、ほかのメンバーの緊張の糸までもがプツリと切れてしまいます。

このように、チームの結束や団結は、たった一人が気を抜いただけで簡単に崩壊してしまうものなのです。

同じ目標を持った仲間の存在が実力以上のパワーを生み出す。

―メンバーの心を一つにするために、リーダーが取るべき行動は何でしょうか。

心を一つにしようと思っても、全日本のような場合は様々なチームからトッププレーヤーが集まってくるので、全員の仲がいいというわけにはいきません。だからこそ、みんなが同じ方向に向かって進んでいけるように、しっかりとした目標を打ち立てることが重要なのです。

僕がキャプテンになったときには新人選手が大勢入ってきたため、「日の丸を背負う」とはどういうことか、負ければ世界中から日本は弱いと思われてしまう、オレたちの負け=日本の敗北なんだ、たとえ負けたとしても、手強いチームだという印象を与えなければならない―と、日本代表としての心構えを常に彼らに語りかけました。

それでも、練習が厳しいと、「この苦しい状況から逃げ出したい」と思ってしまうのが人間です。そんなときにこそ、みんなで声を掛け合うのです。「お前がここであきらめたら、日本の代表チームが負けてしまうんだぞ!」と。

人は「もう立てません」などと自分の限界を勝手に決めてしまいますが、自分のためには立てなくても、「チームのため」「みんなのため」と思えば頑張ることができます。そして、どんなにつらくても、明確な目標があれば立ち向かっていけるのです。

同じ目標を持った仲間がいるということは、本当に素晴らしいことだと思います。そうした仲間の存在によって、人は、自分の限界点をどんどん上げていくことができるのですから。チームの結束や団結を強化することの真の価値は、そこにこそあるのではないでしょうか。

※バレーボールに限らず、バスケなどのチームスポーツでは、このようなメンタル面がもっとも重要な部分なのだと痛感する記事でした。

| 管理人室 | 21:55 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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